KAMISAMA

昨夜一晩、身体を休ませるための真っ暗な数時間を使って神様について考えた。男の子が携帯電話を通じて、俺は神様だなんだと主張するので、神様ってどんな姿形をしているんだろうねえ、神様にできないことってなんかないのかな、缶の底に溜まっちゃったコーンを一つ残らず出し切る、とか、と神様についての素朴な疑問を投げかけてみた。神様は俺だし、できないことなんか何もないしコーンも出し切れる、となんの捻りもない退屈な回答だった。そんなつまんないこと言っちゃだめだろ。お前のその中央大学に入学できるだけの頭脳を全力で行使してくれよ。神様に関することだぞ、日本には全国民が信じている明確な一人?の神様が居るわけではないけど、概念として神様ってすごく大切なものでしょ。私は常に漠然とした神様に祈りを捧げている。私が知っている神様の形は、言葉として表現されているこの漢字二文字しかない。言葉はものや感情を表すには不十分だけど、概念に関しては言葉の上でだけ目に見える形として現れてくれるからありがたい。何を言っているか分かりますか?言葉で複雑な考えを説明するのは大変難しいことです。

 

例えば、私達の国で言えば八百万の神の存在に基づいて、全てのものには神が宿っているという考え方をしてみる。私と男の子はこんな会話をした。男性器の神様は白くてもやもやした形。それは精子じゃん。じゃあ精子の神様は?精子の神様は男性器の形。男性器と精子で対になってるんだ、男性器と女性器じゃなくて。女性器の神様は子宮。え、子宮そのもの?形とかじゃなくて?うん、そのもの。子宮は神様。子宮で命を作るでしょ、神様が人間を作るみたいに。男の子は納得してたしかなりウケていた。こんな奴らが神様について考えてはいけないだろ。低俗な人間は神様に祈る権利さえない。帰ってください。

 

そういえば先日友人と神話について、ノアの箱舟とかね、(酔っぱらっていて確かな記憶がない)話したし、オドフットワークスというイケイケダンシングサブカルポップミュージックグループはKAMISAMAってタイトルの新曲を出していた。何かと神聖なものが身近な一週間である。

 

 

 

いかかでしたか?皆さんもぜひ神の存在について思考を巡らせてみてくださいね!それでは!